燕三条製　手彫り　純銅両面おろし金　1番

料亭、割烹などでプロが愛用する純銅製のおろし金。昔ながらの手掘りで目を立てる逸品です。

美味しさの秘訣(1)〜手掘りのおろし金は小さい刃物の集合体〜まず大根おろし器として想い出すのは白いプラスチックのおろし板に透明なケースが付く大根おろし器を想像される方が多いのではないでしょうか?

右の図は、プラスチックのおろし器と[手掘り純銅おろし金]の目の拡大画像です。

形が全く違いますね!!純銅おろし金の秘密はこの目の形にあります。プラスチックは突起物が並んでいるのに対し、[手掘り純銅おろし金]は三角形の刃が沢山並んでいる様に見えます。
これでは出来上がる大根おろしが同じなわけがありませんよね(^^)

プラスチックのおろし器は、すり潰す感じで大根おろしを作るので、どうしても大根の水分が多く出てしまいます。
一方、[手掘り純銅おろし金]の方は多くの小さくて鋭い歯がで切っていく感じで大根おろしが出来るので、組織が壊れにくく、ふっくらとした美味しい大根おろしが出来るんです(^^♪

美味しさの秘訣(2)〜手掘りのメリット〜まず右の画像を拡大して御覧ください。

左が機械目立て、右が手掘りの目です。
右の手掘りのほうが三角形がくっきりと大きく立ち上がっています。また刃の厚みが薄い事がお分かりいただけますか?ただの突起物ではなく、三角形の鋭い刃の集合体が、[手掘り純銅おろし金]の特徴です。

手掘りの1番のメリットは、一つ一つの目が大きく立つ事です。職人さんがひと目ひと目タガネを打ち込み刻む目は、めくれ上がりながら大きく立ち上がります。これが機械目立てと差がでる大きなポイントです!!

2番めのメリットは、機械目立ては整然と同じ目が刻まれますが、手掘りは少しずつですが違う大きさ、間隔、角度で目が並びます。このほんの僅かな事が食感の違いに出てくるのです。

大きさは7種類[手掘り純銅おろし金]は7つのサイズが有ります。

1番→320×155mm、重量:550g
2番→280×140mm、重量:480g
3番→255×130mm、重量:400g
4番→225×120mm、重量:320g
5番→190×100mm、重量:230g
6番→160×80mm、重量:160g
7番→120×60mm、重量:100g

大きい方が仕事は早いですが、ご予算、ご家族の人数などでお選び下さい(^^)
6番、7番は食卓の上でお使いいただけるサイズです。

両面使い分けてくださいね!![手掘り純銅おろし金]の目は上向きと下向きの目が互い違いに掘ってあります。これは食材をおろすときに、押す方向と引く方向の両方で短時間でおろせる形です。

【おもて面】は大きな目で大根おろしに向いています。

【うら面】は目が小さく、薬味(わさび、生姜、にんにく、など)に向いています。

山芋はお好みですが、きめ細かくすれる裏面がオススメです(^^)

※右は裏面の画像です。

お手入について〜末永くお使い頂くために〜職人がひと目ひと目刻んだ[手掘り純銅おろし金]を末永くお使いいただくために下記方法でお手入をお願い致します。

※[手掘り純銅おろし金]は刃物です。取り扱いには十分ご注意下さい。特におろし面の部分を不用意に触れたりしないで下さい。
※お子様の手の届かないところに保管して下さい。

(1)まずお使いになったら流水で汚れを洗い流して下さい。

(2)次に野菜の繊維などが引っかかって汚れが落ちない場合は、亀の子たわし、歯ブラシなどで汚れを落として下さい。
※おろし面はスポンジでは洗えません。

(3)目のない取手やフチの部分はスポンジに食器用洗剤をつけて洗って下さい。

(4)後は良く乾燥してから保管して下さい。

【追加情報】
銅は性質上、緑青(りょくしょう)と言われる物質が浮き出ることがあります。大仏や銅像が長年風雨にさらされると緑色に変色していく現象と同じです。

特に汚れたり、濡れたまま長時間放置しておくと出やすい現象です。お使いになりましたら汚れを落とし、良く乾燥していただければ安心して長期間お使いいただけます。

またこの製品は、純銅の板のおろし面の部分(両面)に純錫(すず)メッキを施した材料を使用しますのでおろし面に緑青は浮き出ません。純錫(すず)メッキの部分は銀色に光っている箇所です。