デッサンに取り組む際に1本の鉛筆をご用意される方が多いと思われますが、鉛筆にはその芯の硬度によって細かく区分されていることをご存じですか。

デッサンは通常その中の硬度の強弱をうまく活用できそうないくつかの種類の鉛筆を、ご自身で使い分けながら表現される絵画です。もちろん1本の鉛筆で表現されることも間違いではありません。

鉛筆の芯の硬度によって表現できる線や風合いが異なることを知ることもデッサンの技術を磨く一歩となります。稀にデッサンを描く前から額縁を用意される方もいらっしゃいますが、通常額縁は出来上がった作品に相性の良いものを選び出します。

さらには作品に合わせて1から額をオーダーメイドする方もいらっしゃれば、作品の一環としてご自身で手作りされる方もいらっしゃいます。デッサンに必要な道具は、作業を進める中でゆっくりとその必要性に合わせて揃えれば十分であります。まずは鉛筆1本と消しゴム、画用紙やスケッチブックなどの白紙の紙を用意してみましょう。

デッサンを描いていくうちに自然発生的に、自分に必要な道具が思い浮かぶようになるはずです。必要性を感じたら準備すれば良いことですので、デッサンに取り組む前からたくさんの道具を取り揃えておく必要はありません。

デッサンは、鉛筆1本と白紙があれば、描きたいものを自由に描くことができる表現方法の1つです。身近な道具があれば十分にその楽しみを実感していただけるはずです。必ずしも○○がないとデッサンが完成しないというものではありません。

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